歩きながら考えたこと

今朝は徒歩で出勤。
普通に歩いて20分なのだが、その日の気分で感じる距離がだいぶ違う。
軽いテーマで考えごとをすると、距離を感じない。
当然ではあるが、大雨だったり2日酔いの時には、いつもの倍にも感じる。
気分というか、ようは気の持ちようなのだ。


新人の頃、誰かの講和で聞いた話。
昔、レンガで塀を作る3人の職人が居た。
ある通りがかりの男が、「あなたは何を作っているのか」と順番に尋ねる。
1人目の男は、「見たとおり、塀を作っている」と答える。
2人目の男は、「注文された通り、寸分違わない塀を作っている」と答える。
最後の男は、「見て判らないか?世界一の塀を作っている」と答えた。
話しの趣旨は、仕事はただ言われたこと淡々とこなすのではなく、
自分なりに考え工夫し、向上心を持って取り組みなさいと言う事だと記憶している。
15年前に聞いた話しだ。


今の自分、仕事に対して向上心を持っているのか?
否、持っているポーズをしてるだけだな。
では何を考えて仕事してる?2人目の男になってしまっているな。